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育児で自信をくれるのは、自分の子ども。長男の18文字で7年半の育児のつらさが吹き飛びました。

我が家の長男はいま9歳。

育児が本当にしんどいなと感じはじめたのは、
長男が1歳半を過ぎたあたりからでした。

 

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1歳半からの長男、つらかった育児


子育て支援センターへ遊びに連れていくと、
次から次へと遊ぶおもちゃを変え、
その都度周りにいるお友達を威嚇。
私は常に目が離せず、そして周りのお母さんに
謝ってばかりいました。

 

3歳児検診では、発達障害の可能性があるといわれ、
幼稚園に通い始めると同時に発達支援教室にも通いました。

幼稚園の先生からは問題ないと言われていたのですが、
はじめての育児だった私にとって、
そんな言葉は私を落ち着かせるための
うわべだけの言葉に聞こえていました。
参観日には他の子と長男を比べ、
「どこかおかしいところはないか」と
間違い探しのようなことをしていました。

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小学校に上がっても、少しでも周りの子と違う行動をしていると
「やっぱりこの子は少し違うんだ」と思いこみ、
ネットで情報をかき集めては不安になり、
市の発達支援センターに面談を申し込んでみたり。
周りのお母さんから「とてもやさしい、いい子だよ」と言われても
とても素直に耳に入ってはきませんでした。

 

私の感じていた不安感

長男は、状況の説明や気持ちを表すこと、
自分の意見を言うことがとても苦手。
●●は好きでしょ?と聞くと「うん。」
やっぱり嫌いでしょ?と聞いても「うん。」
私の言うことをすべて肯定する長男。
何となくこれは得意でこれは苦手、というのはわかっても
本人の口からそれを表すような発言がないので、
この子が本当に思っていることは何なんだろう?と思っていました。

 

のれんに腕押し、ぬかに釘。
そういった手ごたえのなさ、とっかかりのなさを
長男の育児では感じており、
それが育児に対する不安感に直結していきました。
ママ友にこの感覚を話してもうまく伝えることができず、
共感してもらうこともなく、
ああ、私の長男の子育てはやっぱり特殊なんだと思っていました。


 

育児の不安感は、育ちも影響していた

私の父は、いわゆる昭和のお父さん。
今でこそ孫の成長に目を細めるおじいちゃんですが、
かつては「誰に食わせてもらってると思ってるんだ~!」が
口ぐせの人でした。
母は優しい人だったけれど、その父の意見には逆らえず、
というより父に迎合することを優先するタイプで
「パパには言わないでね」と娘がひっそり打ち明けたことも、
すべて父に話してしまう人でした。
りっぱに育ててもらったけれど、
あまり居心地のよくない家庭で育った私。
とにかく早く家を出たいと思ってきた私が
きちんと子育てできるわけない、
あたたかい家庭が築けるわけない、
という思い込みもあった気がします。


あたたかい家庭にしたい、と思っていても、
あの忌み嫌ってきた父や母の怒り方と、
よく似た怒り方を子どもたちにしてしまう自分。
子どもたちは私があの時感じていたように、
居心地の悪さを家庭で感じているに違いない、と思っていました。 

 

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「家族といると、生きてていいって思える」

先日、旅行に行くときは誰と一緒がいいか?
という話を子どもと3人でしていました。
私は、「長男くんと次男くん3人がいいなー。
パパ(夫)はお留守番かな。」と言いました。

すると長男は「家族みんなと一緒がいい」と言いました。
「家族みんなと一緒にいるのが、いちばん好きだ」と。
その言葉を聞いて、すぐに二の句を次げなかった私。
そうなんだね、と何とか相槌を返すと長男は、

「家族といると、生きてていいって思えるんだ」
と言いました。

それを聞いて、「え、じゃあ家族以外の人といるときは
そんなにしんどいの!?」
という別の不安がとっさに浮かんだのですが、
それは長男のいつもの言葉のチョイスミスと受け流し。

それよりも「家族といると、生きてていいって思える」
という長男の言葉は間違いなく、
私のこれまで抱えてきた漠然とした不安を
さぁっと拭い去ってくれました。

 

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そうなんだよ、君は、生きていていいの。
生きていてくれなくちゃ困るの。
死んだら絶対にだめなの。
大事な大事な家族なの。

そういう、家族のつながりの
いちばん根っこにある「あなたが大事」という気持ちが
きちんと長男に伝わっていたということ、
それが長男自身の家庭での安心感につながっていたと思うと、
ホッとするやら
私の育ちがうんだ不安感がなくなるやら。
車を運転しながらじわじわと涙が浮かびました。

 

ダメ母に授けてくれた子ども

 「あなたが大事」と常に思って育児してきたか?
と問われると、ハイと即答できない自分がいます。
子どもがいるせいでつらい、と思ってきたことはたくさんあります。
けれど、いなくなったことを想像したら
絶対に生きていけません。
それが「あなたが大事」ということ。


不器用な上に輪をかけて自分勝手な母だけれど、
こんな母だから、大きな器をもった息子を
神さまが授けてくれたんだなと思いました。

 長男の18文字で救われる

誰に「大丈夫よ」「自信をもって」と言われても
ちっとも大丈夫と思えなかった私。
けれど長男の
「家族といると、生きてていいって思える」
というたった18文字の言葉が
7年半感じてきた育てにくさ、共感してもらえないつらさを
いっぺんに解消してくれました。

そして、これからもこの子をちゃんと育てていける
自信をもらいました。


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これからも私、大丈夫

これから長男は思春期を迎え、
物理的にも心理的にも私から離れていきます。
そんなときに「あなたが大事」を、どんな形でも
いつも共有していられることが
これから山積する問題を上手に乗り越えるための、
ひとつのキーポイントかもしれません。
それを9歳というタイミングで私に教えてくれた長男に、
心から感謝しています。

 

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