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good room,good life

シンプルに「好き」を追求したい。ファッション・インテリア・ハンドメイド、そして家族。暮らしを豊かにしてくれることについて綴っているブログを北海道から。

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Interior,Fashion,Handmade with Kids...from Hokkaido

【シンガポール旅行】なぜあんなに大好きになったのかを考える。深く知ることは旅をおもしろくする。

お出かけ・旅行 子育て・家族

シンガポールから帰ってきたのは1月14日。

それからもう2週間以上経っているにもかかわらず、

私は毎日毎日、少しずつではありますがシンガポールのことについて綴ってきました。

 

振り返ればどうってことない普通の旅行でした。

でも、なぜだか今までになく楽しかった!充実していた!
だから2週間も書き続けていた。


…なぜ楽しかったんだ?

それを考えて、シンガポール旅行記の最終章として締めくくりたいと思います。
しばし私の脳内整理にお付き合いください。

 

〈目次〉

 

 

 

理由①子どもが大きくなり、できることが増え、一緒に楽しめた旅だった。

 

今回初めて、ベビーカーを持参しない旅でした。
ベビーカーがあると子どもが寝てしまった時はとても便利ですが、エスカレーター・階段が大敵、機動性が下がります。
今回公共交通機関での移動がとても多い旅でしたが、移動がとにかく楽でした。

 

また単純に子ども達の身長が伸び、ユニバーサルスタジオで乗れるアトラクションが多かったこともうれしいことでした。

博物館に行けたこと、長男くんと二人でリトル・インディアに行けたことも、とてもうれしかった。
異文化に触れること・知らないことを体験し学べること、
ふだんなかなかできないことができて、私自身の好奇心が満たされる旅でした。
それに子どもを付き合わせるのではなく、「一緒に楽しめたこと」、それが大きな理由だと思います。

 

理由②シンガポールのことを少し知って、感動した。

 

シンガポール博物館で日本語のガイドツアーに参加した時にこんなお話を聞きました。

 

シンガポールは多民族が暮らす国です。(中華系74%、マレー系13%、インド系9%、その他3%。外務省HPより)
宗教も言語も様々ですが、お互いを認め合って共存しています。
政策がそれを後押ししています。
移民でも持ち家を所有することで「シンガポールが祖国」と感じることのできるよう、
HDBというシンガポール市民のみが購入できる格安の公共住宅を用意しています。
そこに入居する時にも、住民の民族が偏ることのないよう、
国の民族構成と同じパーセンテージで入居できる民族の割り当て数が決まっているのだそうです。

そういった政策を推し進めたのが建国の父「リー・クアン・ユー」。

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彼は2015年3月に亡くなりましたが、その時インド系の女性がこんなことが言ったそうです、
「彼のおかげで、『自分がマイノリティーであるがために不利益を被った』と感じたことが一度も無かった」

 

シンガポールはより良くしようと努力をし、それを結実させている国でした。

世界にはさまざまな問題がたくさんあって、戦争もあちらこちらで起こっています。
シンガポールは古くから貿易で栄え、経済的に恵まれている大きな後ろだてはありますが、
それでも努力によって様々な民族が平等に扱われ、共存することは可能であることを示してくれているようで、
大きな希望を感じました。

 

 

理由③シンガポールの人があたたかかった。

 

今回、いろいろな人と交流することの多い旅でした。

 

  • 次男くんが歩いていたら、突然後ろの方に次男くんのほっぺをツンツンされたり。
  • 次男くんがあまりに汗をかくので、てぬぐいを頭に巻いていたら写真に撮られたり。 
  • 次男くんがノリノリで踊っているところを話しかけられたり。
  • 兄弟で走っているだけで「カワイイデスー」と片言の日本語で話しかけられたり。
  • 地下鉄駅で鼻血を出した長男くんの鼻血を止めていたら、全く別のところで「さっき鼻血止めてたの見たよ」と話しかけられたり。

 

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 汗っかきの子には手ぬぐい。薄くて洗えて、帽子より良いです。

 

 

子ども好きな方が多いようで、大都会の慌ただしさ・忙しさのなかにも人との触れ合いが感じられる国でした。

 

 

Helenaさんのこと

泊まっていたホテルでこんなことがありました。

初日のビュッフェ朝食の時に、アンケート用紙を渡されました。
よくある満足度調査です。
そこに、「出して欲しいメニューはあるか?」という項目がありました。
今後の参考にするのだな、と思い「Corn(とうもろこし)」と書きました。
日本のビュッフェのサラダコーナーにはだいたいあり、子どもが大好きなのです。

 

すると翌朝同じビュッフェに行くと、「昨日アンケートにコーンとお書きになりましたか?」と聞かれました。
戸惑いながらもそうだと返事をすると、「茹でたのでいいですか?」と聞かれ、
その後カフェオレボウルいっぱいのコーンが2つ持ってこられました。

持ってきてくれたHelenaさんというおばちゃんは、満面の笑顔で「子ども達はコーンが大好きなのね!」と言い、
「明日も私が持ってきてあげる!私Helenaって言うの、私が毎日持ってくるわね!」と言ってくれました。
その後3日間、Helenaさんは朝食に訪れた私たちの姿を見るやいなや、
「おっけ、コーン持ってくわ!」と言って、にこにこ持ってきてくれるのです。

(サラダコーナーに並ぶことはありませんでした。)


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お仕事の合間にもちょこちょこ話しかけに来てくれ、子どもと遊んでくれます。
子どもは全く英語はしゃべれませんが、そんなのおかまいなし。

ほほえみかけ、頭をなで、あれこれ面倒を見てくれるのでした。

 

ホテルには他にも朝食会場があったのでそちらにも行ってみたかったし、
正直子どもも、コーンを抱えこんで食べたいほどコーン好きなわけではありません。(笑)
でもHelenaさんの悲しむ顔を思うと自然と、ビュッフェに足が向かいます。
3日目の朝、シンガポールの朝食として有名な「カヤトースト」を食べに外に行きたいと長男くんに話してみたのですが、
「え、でもコーンが…Helenaさんが…」と言ってしぶっていました。(笑)

 

最終日の前日、Helenaさんに「明日はフライトが早いから、今日が来られるのが最後かもしれない」と言うと
とっても悲しそうにしてくれました。
朝食会場を後にする時、Helenaさんが忙しそうでさよならを言えずに帰ってきてしまいました。
すると朝食後に部屋に電話があり、「挨拶できなかったから」とHelenaさんがわざわざ電話をかけてきてくれたのでした。

 

純粋にうれしかったです。
ただの観光客なのに、話しかけてくれて、親切にしてくれて。
Helenaさんには、お仕事の範囲以上の特別で心温まるサービスをしていただきました。

 

長男くんはへたくそなアルファベットで「Thank you for corn」と書いて、Helenaさんへの絵のプレゼントをしたためました。
それをチェックアウト時フロントに預け、帰国の途についたのでした。

 

 

その国のことを知り、その国の人のあたたかさに触れることで、旅はよりおもしろくなる

そんなことを知りました。

振り返ると、昔のバックパッカー旅行でもいちばん思い出に残っているのは、そういう旅でした。
その土地に住む人と仲良くなり、おうちでお昼をごちそうになったり、
興味津々の女子学生に取り囲まれてお話したり、
見知らぬ人に親切にされ、心配され、声をかけてもらったり。

 

見た目も食べるものも着るものも全く異なる人同士でも、
大事にしたいと思っていることは世界中どこでもみんな一緒。
そんなことが感じられると、旅はより深みを増すのだなと思いました。


将来、親子留学がしたい。と思いました。


そんなわけで、シンガポール旅行記はおしまい。

 

お付き合いくださりありがとうございました!

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